SONY ST-S333ESJ

SONY ST-S333ESJ が到着

2010年12月24日、T さんより SONY ST-S333ESJ の再調整依頼品が送られてきました。

ST-S333ESJ は手掛けてみたい機種だったので特別に受け付けました。 これで ST-S333ES 〜 ST-S333ESJ までの ST-S333ES シリーズを全て手掛けたことになります。



カバーを開けてみました

  1. 予想通り、チューナー基板は SONY ST-SA5ES とほぼ同じでした。 写真をクリックすると拡大写真を表示できます。

  2. FM フロントエンド部はオール FET で4連バリキャップ方式です。 同調回路はトラッキング調整できる構成です。

  3. FM IF 部はユニフェーズ CF フィルターを4個使用しています。

  4. FM 検波部は PLL 検波となっています。

  5. MPX 部は SONY CXA1064 を使ったオリジナル構成です。

  6. 全体的にグレードの高そうな電解コンデンサを使っています。


  7. 基板左下にはプリセットメモリ記憶用スーパーキャパシタ ELNA 0.1F 5.5V が使われています。

  8. 以下の IC を使用して合理化が図られています。


  9. 使用 IC のロット番号より、この ST-S333ESJ は1993年製と判明しました。 電源ケーブルの製造マーキングも1993年でした。



調整

写真の FM/AM 標準信号発生器 Panasonic VP-8175A (以下 SSG)、 FM Stereo 信号発生器 MEGURO MSG-2170、 周波数カウンタ ADVANTEST TR5822 を使って調整します。 10年も経つとコイルやトリマはズレます。

  

  1. FM 同調点の調整

  2. FM フロントエンドの調整

  3. FM PLL 検波部の調整

  4. FM MPX 部の調整

  5. WOIS 歪補正の調整

  6. FM 各種レベルの調整

  7. AM 部の調整

  8. 全体に再調整



使ってみました

  1. デザイン

  2. 操作性

  3. 感度と音質

  4. とても良いチューナーです。 お奨めできます。



仕様