光ファイバーで FM 放送受信???
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「光ファイバーで FM 放送受信」と聞いてピンと来る方も居るでしょうが、何のことか判らない方も多いはず。
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NTT の FTTH インターネットサービスであるフレッツ光のサービスメニューに
フレッツテレビ
があります。
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「フレッツテレビ」の実体
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光ファイバにインターネット回線とは光波長を変えて多重化して放送電波を伝送します。
技術的に面白いです。
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インターネット回線とは別のものとして伝送されるので、インターネット回線には影響を与えません。
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従来の概念では電波の伝送は同軸ケーブルですが、これが光ファイバになったものです。
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「フレッツテレビ」は
オプティキャスト
がサービス提供します。
スカパと同じ資本の会社です。
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「フレッツテレビ」=「
スカパー!光
」です。
インフラが「フレッツテレビ」でサービスが「スカパー!光」の関係です。
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サービス内容
をみると「地デジ」「BS」「CS110」「FM 放送」です。
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受信周波数変換しないでスルーで送ってくれるので劣化の心配はなさそうです。
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注目点は「FM 放送」も伝送してくれること。
FM 放送を光ファイバで受信できるようになるなんて夢のよう!!!
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もう1つのメリットがあります。
それは
KENWOOD KT-V990
のような TV/FM/AM チューナで今まで通り TV 音声受信が可能ということ。
フレッツテレビでは地上デジタル放送を デジタル→アナログ 変換して VHF 1〜12ch に送信してくれているのです。
フレッツテレビで FM 放送受信は正解!!!
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我が家ではフレッツテレビを2011年11月7日より使っています。
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FM 電波品質を電波強度で評価してみました。
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測定には割と正確な数値が得られる
Victor FX-711
を使いました。
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受信できる放送は強電界レベルです。
S/N が大きく向上します。
| 周波数 (MHz) |
放送局 |
電波強度 (dBf) |
| 76.1 |
InterFM |
85 |
| 77.1 |
放送大学 |
86 |
| 79.5 |
NACK5 |
88 |
| 80.0 |
TOKYO FM |
88 |
| 81.3 |
J-WAVE |
88 |
| 85.1 |
NHK-FM (埼玉) |
89 |
実際に使ってみました
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メインオーディオシステムに
Accuphase T-107
を、検聴オーディオシステムにレファレンス機として
KENWOOD L-03T, SONY ST-SA5ES
を使っています。
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T-107 にアナログメータ式の Sメータが付いており、これが dBf 表示です。
100dBf まで表示できるのですが、80〜90dBf を表示しており、Sメータの精度が良いようです。
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L-03T の Sメータは 4.75 くらい振れています。
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ST-SA5ES の Sメータはフルです。
気持ち良いです。
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3機種とも、音にマルチパス歪を全く感じず、S/N が良いです。
フレッツテレビの FM 電波の品質は極めて良好です。
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安物チューナだとどうか?
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SONY NAC-HD1
の内蔵チューナが俗に言うパックチューナで超安物です。
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CATV で FM 受信していた時は ATT を入れないと音が歪んでいました。
ところが、今回のフレッツテレビでの受信では 90dBf 近く入れているにも関わらず歪が消え、音質が大きく向上しました。
高級機並みになった???
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CATV は同軸伝送であり、途中に何回もブースタで補償しながら家庭に届くので電波が劣化しマルチパスのような成分が混じるのでしょう。
ですから安物チューナではマトモに受信できない。
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フレッツテレビでは光であり、同軸に比べて遥かに減衰が少ないので、ほぼ中継局の品質のまま家庭に届くのでしょう。