ICF-M400V をゲット!
2006年6月10日、なかなかレアな SONY ICF-M400V という PLL シンセサイザーラジオのジャンク品を入手しました。
<ジャンクの度合い>
・電池で駆動できない。
AC100Vだと駆動できたりできなかったり。
・外観はかなり汚い。
砂埃と綿埃が満載。
・キズは少ない。
致命的なキズはない。
・以上よりレストア可能と判断。
故障修理
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AC100V ジャックが AC ケーブルが挿入されたかどうか判るスイッチ付きとなっています。
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長年の AC ケーブル抜き差しからか、スイッチ部の基板モード剥れとなっていました。
(パッと見ただけでは判らない。ルーペで眺めてはじめて判る。)
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モード剥れをジャンパー線2本で補修。
これで修理完了!・・・チャン↑チャン↓
レストア
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修理後、レストアしました。
まずは修理できて使えるようにならないと清掃などはやる気になりません。
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ケースを解体。
プラスチック部分だけと一緒にお風呂に入り、愛情を込めてジャブジャブ洗ってあげました。
結果、かなり綺麗になりました。
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スピーカー部のアルミネットを一旦外して、経年時変化でボロボロになっていたスポンジを除去。
電池蓋のスポンジも除去。
これらのスポンジは無くても何ら問題ないです。
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ロッドアンテナは錆取りクリーナでクリーニング。
ピカピカになりました。
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再組立&再調整。
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スピーカー部のアルミネット部に軽い塗装剥れがあったので、ソフト99社の自動車用のクレヨン型「キズペン(艶消黒)」で軽く部分塗装。
乾いてからベンコットン布で強く擦り、その後ワックスがけ。
かなり綺麗になりました。
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新品同様とはいきませんが、大切に数年使った程度の美しさを取り戻しました。
ジャンク品を買う時は、レストアで綺麗にできるかどうかが購入のポイントです。
割れ等は直せませんから・・・部品の故障は外観には影響しないで直せますから・・・
使ってみました
主な仕様
・受信周波数 TV: 1〜12 ch
FM: 76.0〜90.0 MHz (0.1MHz step)
AM: 531〜1,710 kHz (9kHz step)
・バーアンテナ 100mm
・スピーカー 直径80mm 丸形8Ω 0.8W
・実用最大出力 (不明)
・出力端子 イヤホン端子(φ3.5mmミニジャック)
・電源 AC100V 2.4W(50Hz/60Hz)
DC6V(単3乾電池×4本)
・最大外形寸法 240(W)×124(H)×58(D)mm
・質量 940g(乾電池含む)
・電池持続時間 (不明)
・付属品 電源コード
・発売開始 1991年2月1日
・価格 14,490円(税込)