SONY TH291

1999年10月21日に「ツーカーセルラー東京」の端末である SONY TH291 を入手し、2000年2月8日に解約しました。 日立銀座の「HIT・SHOP」で100円でした。 「HIT・SHOP」ではXXXセールというのをやっていて店内の全携帯電話とPHSが 100円でした。 そのうち、携帯電話やPHSが100円ショップに並ぶ日も近いのでは?と思いました。

最初、インターネット上の通販で無料で購入するつもりでしたが、考えてみると1999年10月中に入手できるかどうか不確実となってしまいます。 ツーカー東京では契約変更は月1回で、それは毎月の1日から実効となります。 すると、10月中に入手してないと11月1日から開始される「ファーストプラン:月額基本料 1,990円」の契約に間に合わないのです。 このため、結局、日立銀座にある「HIT・SHOP」で購入することになりました。 ツーカー東京はクレジットカードがあれば他に証明書類が何にも要らないので楽です。 これが本来当たり前と思うのです。 このためのクレジットカードですから。

Eメール受信専用端末「高級ポケベル」として使うつもりで購入したので、この携帯電話から電話をかけるつもりは全くありません。 電話する時は料金の安いPHSを使います。(PHSも持っています。) しかし、皆様がこの携帯電話にかけるのは全く問題ありません。 安い基本料金で契約したからと言って高い通話料を請求されることはありません。

サイズは 42W x 122H x 16Dで重さは66gの小型で軽い軽い。 色はモンテカルロレッドで結構目立つ赤です。 でも私はこの赤と黒の配色はスポーツカーの塗装のイメージで気に入っています。



<TH291の全体的評価>
  1. 取扱説明書
    「本体編:299ページ」「Sky Message編:229ページ」「ネットワークサービス編:37ページ」の3冊ものボリュームがあり、一般人には膨大と言うしかありません。 全部読む人はいるのかしら?

  2. 通話音質
    PHSと比べたらダメですが、携帯電話を通信機器として見た場合の音質はあります。 特にほとんどの場合、フルレートでつながるのでドコモ携帯より良い感じがします。

  3. スカイメッセージ

    スカイメッセージは更に「Sky mail」と「E-Mail」のサービスに分かれます。


  4. 重量など
    TH291本体はバッテリを入れて66gと驚異的に軽いです。 現在使っているPHS(KX-PH923F)より軽いです。 これで待受300時間、連続通話120分と立派です。 かなり以前に携帯電話を持ったことがありましたが、それはアナログ式で本体が700gくらいでバッテリも15分ほどしかもたなかった。 それと比べる驚異的な改善です。 ただし、音質は大昔の携帯電話(アナログ式)ほうが良かった。

  5. バッテリ
    本体を薄くするためか裏ブタ一体のバッテリとなっています。 よってバッテリを買う時は色を指定する必要があります。 本体の厚みはこのためか12mmしかありません。

  6. 急速充電器
    スイッチング式で非常にコンパクトで軽いです。 PHSのゴロンとしたACアダプタ形式よりずっと持ち運びに便利です。 一般のPHSではこのACアアプタとスタンドがないと充電ができませんが、TH291のものはスタンドに立てる以外に、急速充電器からのケーブルをTH291に直接つなぎこんで行うことができます。 このことにより充電しながら通話することが可能です。

  7. 液晶表示
    デカイです。 現在使っているPHS(KX-PH923F)の液晶よりデカイです。 かつコントラストが良くて見易いです。 ここにメールを全角で8文字×6行の48文字表示することができます。 待受け中はこの液晶に月日・曜日・時刻がデカイ文字で表示されます。 スクリーンセーバを表示させることもできます。

  8. ジョグダイヤル
    本体左側面に「ジョグダイヤル」というクルクル回るダイヤルがあります。 「右に回す」「左に回す」「側面から押す」「前面方向から押す」と4つの操作ができます。 電話帳のサーチとかいろいろな用途に使いますが、かなり使い易いです。

  9. ジョグポインタ
    本体中央に「ジョグポインタ」というゲームパッドの十字キーに相当するものがあります。 これはいただけません。 かなり小さいので私のような大きな親指では操作がすごくしにくいです。 かなり練習しましたがダメです。 指の平が痛くなります。 文字入力ではこれを使わざるを得ないのでタマラナイです。 他の携帯電話のようにもっと大きくしてほしい。 この使いにくいジョグポインタポインタを改造した方がいらっしゃいましたので、 参考に

  10. 操作禁止スイッチ
    本体左側面に「操作禁止スイッチ」があります。 キー操作をロックします。 これが単独に付いているのは評価できます。 正解です。

  11. 文字入力
    文字入力ははっきり言って操作性が良くありません。 それは使いにくいジョグポインタを使わざるを得ないからです。 数字キーだけでもある程度入力可能なのですが、入力モード切り換えなどはジョグポインタ操作を強いられます。 また、ひらがな→漢字変換もヘタです。

  12. アドレス帳機能
    アドレス帳機能は検索方法が色々指定でき使い易いです。 ジョグダイヤルをクルクル回すだけでアドレス帳を表示し検索・選択してダイヤリングできます。 「名前」「名前の読み」「電話番号」「E-mailアドレス」「サーバアドレス」「サーバサブアドレス」「PINコード」が登録できます。 1つの名前に対して3つの電話番号をTEL,FAXなどの「電話の種別」に分類して入れられます。 「グループ」「短縮番号」の設定もできます。

  13. 伝言メモ機能
    PHSの留守録機能と同じものである「伝言メモ」機能があります。 この機能をONにしておくと「設定した時間」になると自動応答「ただ今電話に出ることができません。発信音の後にメッセージをお話し下さい。」を発信者に流して音声を録音できます。 20秒メッセージを3件まで録音できます。 「設定した時間」とは1〜29秒の範囲で設定できます。

  14. 伝言メモ機能の制限
    「伝言メモ」機能を設定するには制限があります。 と言うのは、ツーカー東京には無料サービスの1つとして「メッセージお届けサービス」があり、これも留守録と同じ機能で、「20秒経っても呼び出しに出なかった時」「携帯電話の電源を切っている時」「電波の届かないところに居る時」に勝手にツーカー側のシステムで留守録モードに入ってしまいます。 よって「伝言メモ」を19秒以内に応答するように設定しておかなと、「メッセージお届けサービス」のほうが先に応答してしまいます。 余計なお世話なのですが「メッセージお届けサービス」をOFFにすることができません。 要注意です。 なお「メッセージお届けサービス」に裏技があります。 このサービスでメッセージが録音されていた場合、メッセージの再生は最初の数秒がプリプレイされます。 そして再生を選ぶと有料、再生せずに消去を選ぶと無料となります。 あらかじめ電話をかけてくれる人にお願いしておいて最初に名前を入れてもらえば誰からの電話であったかわかります。(特にお願いしなくても普通はこうする。) 名前が判ればこちらからかけ直せますので、「メッセージお届けサービス」はいつも「再生せずに消去」を選ぶようにすると無料で使える訳です。

  15. 音声メモ機能
    「電話中に相手の声を録音する」「待受け中に自分の声を録音する」の2通りの使い方があります。 20秒のメッセージを2件録音できます。

  16. セキュリティ機能
    「発信制限」「ダイヤル発信制限」「着信制限」「非通知拒否」「指定着信許可ON/OFF」「自動ダイヤルロック」があり、状況に応じてセキュリティをかけることができます。 私は無料ダイヤルだけを発信できるように「ダイヤル発信制限」をかけました。 元々メール受信専用の使い方なのでこの設定をしておくと誤って発信することや、誰かに使われることを防止できます。

  17. パワーセーブ機能
    どの携帯電話にもこの機能があるそうですが、通話中の送信電力をセーブする機能です。 この機能をONにすると相手に聞こえにくくなるので、私はOFFにしています。


<TH291のその他の機能>
  1. スケジュール機能
    カレンダ表示ができたり、予定表を入れることができます。 でも HP-200LXを持っている私は使うことはないと思います。

  2. 電卓機能
    簡易電卓として使うことができます。

  3. メモ機能
    32文字までのメモを5件まで記憶できます。

  4. アラーム機能
    目覚時計として使うことができます。 私はこの機能をよく使います。

  5. 自動電源ON/OFF機能
    指定時刻にTH251の電源ON/OFFする機能です。 22時にOFF/5時にONと設定してみました。 そうしたら電源OFF中のメールが再送されました。 これなら電源ON/OFF機能が使えます。

  6. 通話情報表示機能
    「直前にかけた電話の通話時間と料金」「累計した電話の通話時間と料金」を表示できます。


<購入直後の状況> 以上からわかるのですが、端末を契約してツーカーのシステムに正しく認識されるようになるのに1〜2日かかるようです。



<ツーカー携帯電話TH291を使っていて気が付きました>
  1. 地下鉄に乗ってもアンテナマークだけは出ているので「結構電波って届くんだ!」と思っていたら、「圏外マーク」も一緒に出ていました。 PHSでは圏外マークが出る時はアンテナマークは消えます。 どうも携帯電話とPHSではこの辺の定義が違うみたいです。 それとも、このTH291だけの現象なんですかね?

  2. 一般NTT電話とTH291で会話しましたが、悪いと思っていた音質がそれほども悪くない、充分相手を識別できるくらいの必要十分な音質でした。 また、海外と電話しているような音が遅れる現象もありませんでした。 ツーカー電話とTH291の特長である「クリアコール」「ノイズキャンセラ」「クリアボイスプラス」は十分機能しているようです。

  3. TH291のメール機能のメモリ容量は「受信200件」「送信50件」です。 でも、この容量は128バイトのショートメール1パケット分換算値みたいです。 Eメール384バイトを受けると3パケット分、すなわち受信容量3件ずつ減っていきます。 計算すると

     受信メール容量 = 128 × 200 = 25.6Kbytes
     送信メール容量 = 128 × 50 = 6.4Kbytes

    となり、合計32Kバイトのメモリエリアを受信・送信に割り振っているようです。

  4. TH291にEメール契約をしてインターネットメールを受信していると時々「連結受信中」と表示されるメールがあるのに気が付きました。 しばらくすると、それは通常のメール本文になりました。 どうも「sky Message」の基本は 128バイト/メールであり、E-Mailの場合にはこの「sky Massage」の3メール分を端末側で連結して384バイト/メールの1つのE-Mailにするようなのです。 よって3メールの受信が整うまでは「連結受信中」と表示するみたいです。

  5. PHSは1.9GHz,ハイバンドの携帯電話は1.5GHz,ローバンドの携帯電話は800MHzです。 ツーカー携帯電話は1.5GHzです。 電波は周波数が高くなるほど光の性質に近づくので電波の回折はおこりにくくなります。 よって基地局からの電波がビルの影に入った場合、1.5GHzや1.9GHzは800MHzより電波が弱まりやすいです。 しかし、逆に周波数が高いほど電波の反射はおこりやすくなりますので、1.5GHzや1.9GHzでは基地局が全く見えなくてもビルなどに反射した電波を受信できる可能性が高くなります。 都内ではビルが多いのでこの回折・反射が複雑に絡んでどの周波数帯の電話でも同じくらいのレベルで使えます。