KENWOOD KT-3030

KENWOOD KT-3030 をゲット!

KENWOOD KT-3030 という定価12万円の高級 FM 専用チューナーを寄贈いただきました。 KENWOOD の高級機ランクは他社でいうと超高級機ランクに相当します。

寄贈者のコメントは「完全動作品です」でしたが・・・



カバーを開けてみました

  1. 基板の作りは良く、部品が綺麗に整然と並んでいます。 電源基板と2階基板は KT-2020 と共通と思われます。 KT-2020 の記事 で「KT-1100D は KT-2020 のコストダウン版ではないか」という記述をしましたが、この共通基板の使われ方を見ても当り!だと思います。 写真をクリックすると拡大写真を表示できます。

  2. FM フロントエンド部はオール FET で6連バリキャップ方式です。 同調回路はトラッキング調整できる構成です。

  3. FM IF 部はユニフェーズ CF フィルター6個と IFT 1個使用しています。

  4. FM 検波部は PLL 検波となっています。 この検波出力で同調点を検出しています。 ディスクリート構成です。

  5. MPX 部は 38kHz 以外の成分を持たない純粋な正弦波で検波出力と掛算する DPD (Direct Pure Decoder) となっています。 ディスクリートに近く、回路は複雑で調整箇所も多いです。

  6. 以下の IC を使用して合理化が図られていますが、全体的にディスクリートに近いです。


  7. 使用 IC のロット番号より、この KT-3030 は1984年製と判明しました。



修理



調整

写真の FM stereo / AM 標準信号発生器 Panasonic VP-8175A (以下 SSG)を使って調整します。

  1. FM フロントエンドの調整

  2. IF 部の調整

  3. PLL 検波部の調整

  4. MPX 部の調整

  5. DLLD & DCC 部の調整

  6. SIGNAL メータの調整

  7. MODULATION メータの調整

  8. 再調整結果



使ってみました



レベルメータ



仕様&その他